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>第1回新潟1日(2004年5月1日)
> 2Ｒ ３歳未勝利 左外芝1800m 9頭 発走10:25
> アグネスパサー 牝3 中舘英二 ファピアノ
> ヴァルファーレ 牡3 △石橋脩
> クラクエンチーフ 牡3 ▲藤岡佑介
> サウザンブライト 牡3 木幡初広
> シゲルビフウ 牡3 △長谷川浩大 マグアンドマユ。
> チーフベアステージ 牝3 柴田未崎
> プレガーレ 牡3 芹沢純一
> ワイドフォルス 牡3 野元昭嘉
> ワードレスギフト 牡3 北村宏司
アグネスパサーは見せ場のない８着。母馬アグネスセレーネーは魅力的な
繁殖牝馬ですが，02年度はＳＳ産駒。昨年と違ってＳＳ産駒に食指の動く馬が
多いだけに，ここまで初仔に光るところがないと，さすがに手を伸ばすのは
難しいそう。アグネスセレーネーは将来も追いかけたい繁殖牝馬ではありますが。
> 4Ｒ ３歳未勝利 左芝1400m 14頭 発走11:25
> アップワード 牝3 ▲松岡正海
> イシノチャルマ 牝3 中舘英二
> カツラスラッガー 牡3 芹沢純一 G-Duke
> シーサイドブリーズ 牝3 秋山真一郎 ブルリズ
> スパイスオブライフ 牝3 ▲津村明秀
> タイオージャ 牡3 木幡初広
> タイキマーズ 牡3 ▲藤岡佑介
> パストラルフルーツ 牝3 △石橋脩 さま
> バナナボート 牝3 北村宏司
> パラダイムシフト 牡3 野元昭嘉
> バンナタロウ 牡3 大庭和弥
> プラントアドマイヤ 牝3 二本柳壮
> ブルーシャコタン 牝3 嘉藤貴行
> フレイミングスカイ 牝3 村田一誠
タイキマーズが初出走で快勝しました。私事ではありますが地元をはじめ
複数箇所のＰＯＧにおける指名馬なので嬉しいです。
この馬の母サブミッションの仔で思い出深いのがスリルショー産駒の
タイキブライドル。2000m未満を使いつつ「この馬は距離延びたほうがいい」
と陣営が言い続けているのを半信半疑で聞いていたのですが，本当に
プリンシパルＳを快勝したときには，驚きました。そして本番・ダービーでは
なんとスリルショー産駒が４番人気！これは凄いことだなあと思っていたら
結局２着にキンググローリアス産駒のボールドエンペラーが入って大本命の
スペシャルウィークとの組み合わせであるにもかかわらず万馬券。
「血統が種牡馬イメージに引きずられて捉えられるとき馬券に盲点が生じる」
両馬とも母系にはスタミナの裏づけがあっただけにこのことを痛感しました。
もっとも，後年メガスターダムを買えたかというとちっとも買っておらず
全く教訓として生かせていないのですが。
>第2回東京3日(2004年5月1日)
> 3Ｒ ３歳未勝利 左ダート1600m 11頭 発走11:00
> アローイモン 牡3 加藤和宏
> グラッツィオーゾ 牡3 岡部幸雄
> コスモグリッター 牡3 内田博幸
> サクラプリンシパル 牡3 武豊 ファピアノ
> サニーギャロップ 牡3 武士沢友治
> ジーガーローレル 牡3 田中勝春
> セカイノイチロー 牡3 金子光希
> ダイワケベック 牡3 蛯名正義 じゅにあ
> ハネダキセキ 牝3 吉田豊
> ベルモントダグラス せん3 後藤浩輝
> ユキノスマイル 牝3 勝浦正樹
デビュー戦が見せ場のある３着。そして二戦目は鞍上に武豊を迎えて
満を持しての一番人気。つけ加えるならば小島太厩舎。ありがちな
飛びパターンだなと思ってよほどシビアに切りたかったのですが
ついつい応援馬券を買ってしまいました。結果は初出走の勝ち馬が
８馬身ちぎる強い内容で，サクラプリンシパルは６着。「夏の上がり馬」
となって秋華賞の出走を期待したいです。
> 7Ｒ ３歳500万円以下 左ダート1600m 16頭 発走13:20
> アイアイハスラー 牡3 内田博幸
> エイシンブカン 牡3 横山典弘 サンデーブレイク
> カウンターブラスト せん3 勝浦正樹
> カーティスクリーク 牡3 Ｄ．オリヴァー nobu
> キョウエイフルハム 牝3 田中勝春
> グランドハリケーン 牡3 小野次郎
> コスモプロジェクタ 牡3 江田照男
> コパノマリソル 牝3 吉田豊
> ストームセイコー 牡3 柴田善臣 FALCON
> スピードデステニー 牡3 蛯名正義
> ナナツボシ 牝3 伊藤直人
> ビービーカイト 牡3 加藤和宏
> プライズマネー 牡3 Ｍ．デムーロ
> プリティローズ 牝3 徳吉孝士
> ミヤコノゴールド 牡3 武豊
> リキサンタイガー 牡3 田中剛
このレースの注目は何と言ってもカーティスクリーク。かつて
ほぼ同じ血統構成で同厩のアグネスデキシイがデビューから強烈な
圧勝を重ねて「大物候補」と評判を呼んだことがありました。その後
朝日杯を回避した直後に蹄葉炎を発症，生命の危機に瀕しながら
藤澤調教師は辛抱強く二年以上待って復帰させたのですが，二度と
２歳時の脚は復活しませんでした。因みに復帰後以降のレースでは
すべて1，2番人気に支持されて連対は一度もなし。これも馬券的に
考えさせられるサンプルです。
カーティスクリークの初戦も印象的なものでした。芝を除外されて
出てきた遠征先の阪神ダート1400m戦。出遅れて最後方を追走しながら
直線だけで全馬を抜き去って３馬身差をつける圧勝。ダートの下級戦に
大差がつくことは多いですが，それにしても驚異的な末脚でした。
そして迎えた二戦目だったのですが，私には騎手に馬への過信が
あったのではないかと見えるやや強引な騎乗で２着に終わりました。
出遅れ気味のスタートにもかかわらずすぐに先頭集団に取り付き
４角では早め先頭に立って直線に入ってすぐに５馬身のリード。
しかし徐々に息切れて満を持して追い込んできた二番人気の馬に
ぎりぎり差され，辛うじて３着を死守する苦いレースでした。
血統的な距離不安と２Ｆの距離延長，直線が長く坂のある府中コース，
キャリア一戦は追い込みであったこと，一番人気で標的とされる展開
・・・などなどを考えると，あの横綱相撲を取ろうとしたことは
馬への期待への表れかもしれませんが，人気を背負った馬ならばもう少し
大事に乗ってもよかったのではと思いました。念のために言っておくと
私は馬券を買っていたわけではないので外れた愚痴ではありませんｗ。
底を見せわけではありませんし，次走も引き続き注目したいと思います。
> 11Ｒ テレビ東京杯青葉賞(ＧＩＩ) ３歳オープン 左芝2400m 17頭 発走15:40
> アドマイヤビッグ 牡3 武豊 O茸
> カムイヌプリ 牡3 柴田善臣
> コスモステージ 牡3 藤田伸二
> シェルゲーム 牡3 Ｄ．オリヴァー くるくる
> スウィフトカレント 牡3 Ｍ．デムーロ Lynx
> スマートストリーム 牡3 江田照男 クリフ
> ゼッツー 牡3 吉田豊
> ダイワネバダ 牡3 内田博幸 ちょっぴ
> ダークマター 牡3 横山典弘
> デルタブルース 牡3 後藤浩輝 Lynx
> ナムラシーザー 牡3 田中勝春
> ニチリンコトブキ 牡3 和田竜二
> ハイアーゲーム 牡3 蛯名正義 クロクロ
> ヒカリフォレスト 牡3 本田優
> ホオキパウェーブ 牡3 岡部幸雄 クリフ
> マイネルポロネーズ 牡3 小林淳一
> モンブランカフェ 牡3 小野次郎 Pastels Badges
ハイアーゲームは私の想像以上に強かったです。「府中向き」と言い続けた
陣営の言葉どおりのレースぶりでした。皐月組に確たる軸がいないだけに
本番では本命に近い評価をされるでしょう。弥生賞で下手に３着に入るより
きっぱりダービーに目標を切り替えられてよかったかもしれませんね。
今年はセレクトセールの高馬が良績を残しているようです。
15000万円 ハイアーゲーム（Ｇ２）
12000万円 アグネスハーモニー
10000万円 フォスターズソング
9700万円 ブラックタイド（Ｇ２）
9200万円 アドマイヤビッグ（Ｇ３） （※外国人による購買は除く）
上位５頭のうち３頭が重賞を勝ってダービーへの出走となりますし
もう少し下位にはキングカメハメハもいますから，３歳春の段階では
過去最高の成績と言っていいでしょう。安馬の星・コスモバルクとの
「直接対決」が楽しみです。
一方でこの年は主取りにも活躍馬が出ており，ムーヴオブサンデー
やアズマサンダースが5000万円に満たない価格で引き取られています。
2002年度の価格上位馬に欲しい馬は全然いないので，これでセレクト組が
人気になってくれるとＰＯＧ戦略としてはやりやすいのですがｗ
>第3回京都3日(2004年5月1日)
> 3Ｒ ３歳未勝利 右ダート1800m 16頭 発走11:10
> エルウェービジュウ 牡3 赤木高太郎
> ゴールドハチェット 牡3 酒井学
> サンエムライナス 牡3 田中学
> サンレイスタック 牡3 ▲岩崎祐己
> ストライクフォース 牡3 小牧太
> スリーカリズマ 牡3 川原正一
> チキリチヨノオー 牡3 畑端省吾
> ナムラスパイ 牡3 小林徹弥
> パリスゼンショウ 牡3 金折知則
> ブレッチングスキー 牡3 岩田康誠
> ホウライレップウ 牡3 ▲高野容輔
> メイショウンジャロ 牡3 安田康彦 きしめんパイ
> メッセトゥルム 牡3 四位洋文 ファピアノ
> ローレルハッピー 牡3 福永祐一
> ワイドジール 牡3 松永幹夫
> ワンダーゼネラス 牡3 安藤勝己
メッセトゥルムの自慢はまだ掲示板を外したことがないこと・・・
いやいやむしろそろそろ勝ち上がったらどうですかという感じですね。
ところが今日は掲示板どころか出走表から除外となってしまいました。
理由はわからないですが，これでもうちの４番手の馬ですし無事ならば
いいのですが。
> 7Ｒ ３歳500万円以下 右外芝1800m 10頭 発走13:30
> アサクサユートピア 牡3 小池隆生
> アドマイヤキング 牡3 岩田康誠 GAXL
> アーバンエスケープ 牡3 松永幹夫 O茸
> インマイアイズ 牡3 池添謙一
> タイセイドラゴン 牡3 福永祐一
> ダンツムソウ 牡3 吉田稔
> ブラックヘリオス 牡3 安田康彦
> ミキノマーベラス 牡3 須貝尚介
> ミツアキセシル 牡3 東川公則
> ロイヤルエスコート 牝3 川原正一
突然ですがちょっと愚痴を言わせてください。。。
馬券を買う以上外れることは覚悟の上。まして穴馬を買うならば
肉を切らして骨を断つ覚悟を固めて臨んでいます。が，勝負しようと
思っていた馬が馬体重-16kgの388kgで出てきたとなるとその覚悟も
微妙に揺らぐというもの。自分の読みとは異なるリスクを背負うのは
ちょっと別の種類の覚悟が必要となってきます。確かに馬券は
ギャンブルですが自分の確信に賭けたいのであってよくわからない他人の
ギャンブルに乗らなくてはならないのはちょっと辛い。。。
私の賭けを難しくしてくれたのは天下の藤澤調教師。マチカネエンジイロ
は翌週のスイートピーＳ出走の予定だったのが，調子がいいということで
わざわざ一週繰り上げてフローラＳに出走してきました。なのに
出てきた馬体が素人目にも腹が巻き上がって見える388kg。。。
どう判断すべきか大変迷いました。が、結論は出ていたようなものでした。
理性はいったん退却を主張するのですが、感情は引くことを拒む。
こうしたときに私は引いたことがなく、そしてその結果が吉と出たこともない。
実際のところ出走表の発表時点の「鞍上・田中勝」というだけでも
十分撤退の理由になったのですが、そこで前に進んだ以上もう引けない
という気分になっていたのです。イラク万歳・・・見事な玉砕をいたしました。
私，ＧＷは家で蟄居して精神的・金銭的回復を待つことになりました。。。
それにしてもいつも差し脚強烈で直線だけは見せ場を作ってくれた馬が
１コーナー過ぎに急にかかって前に行ってしまい、そこで終了。
田中勝は偶然なのか必然なのか見るたび不完全燃焼のレースを見せてくれます。
せめて２分のレースを見せてほしかったのにわずか30秒。
レース後もニコニコしてコメントが「体がまだだね」
なるほど今回は馬がまだだったかもしれん。
だがお前の腕もまだまだだということを知っとけ。
お前の馬券を買わねばならない哀れな人々がいることを少しはわかっとけい。
今年は藤澤調教師の凄さを身に染みてみていただけにこの大幅馬体減も
ゆえあることかと思ったのに、レース後のコメントは
「今日は馬体も減っていたし追ってから案外だったな」
君んとこの馬でしょうが。君がエサあげてるんでしょうが。
木曜日に出走決めておいて日曜日になって「減ってた」はないでしょうが。
おたくは美浦から府中まで船で輸送するんですかい〜・・・
すんません、名実ともに日本一の調教師に絡んでみました
え〜愚痴ですから本気で彼らを批判しているわけではないので
誤解なきようお願いしますｗ。掲示板の私物化、大変失礼しました。
というわけで(?)今日一番のがっかりはアドマイヤキング。
馬体重-10kgの426kgはマチカネエンジイロほどの数字ではありませんが
それでも牡馬にしては明らかにさびしい腰回り。おまけに何かカリカリ
していて決していいコンディションとは思えませんでした。仕上がり途上
の新馬戦でいいレースを見せたのに，体も気性もそこがピークでどんどん
下がってきているのは残念でなりません。ダービーに向けて無理するとかなら
わからなくもないですが，平場条件戦ならば無理せずに体勢を立て直して
出てきて欲しいと思ってしまいますね。
> 10Ｒ 端午ステークス ３歳オープン 右ダート1800m 13頭 発走15:10
> アイファーフクオー 牡3 福永祐一
> アクイレジア 牝3 松永幹夫 GAXL
> ウインジェネシス 牡3 角田晃一 G-Duke
> エイシンカイフォン 牡3 渡辺薫彦
> エプソムボス 牡3 柴原央明
> オーゴンコウテイ 牡3 小牧太
> ジャガーローズ 牝3 田中学
> チャイナバロック 牝3 岩田康誠
> トップオブワールド 牡3 四位洋文
> パーソナルラッシュ 牡3 池添謙一 サンデーブレイク
> ビッグクラウン 牡3 吉田稔
> フルオブファイト 牡3 安藤勝己
> ブローザウインド 牡3 幸英明 Freizeit
馬券の狙い目は一叩きされて距離さえ持てば面白いパーソナルラッシュ。
牝馬ながら一番人気に推されたアクイレジアにはもしも来られたら
「ロジータ様には参りました！」と叫ぼうということで切ったのですが
結果は。。。ほんと参りました。大したものですね。02年のロジータは
久しぶりのＳＳ産駒。評価の難しいところです。
>第2回東京4日(2004年5月2日)
> 6Ｒ ３歳500万円以下 左芝2000m 9頭 発走12:40
> アサクサムスタング 牡3 菊沢隆徳
> ケイアイプラス 牝3 内田博幸
> チャイナドール 牝3 田中勝春
> バルジフォンテン 牡3 吉田豊
> フウランジョー 牡3 柴田大知 さま
> ユニバーサル 牝3 角田晃一 ＹＵＮＮ
> ラグレスロマニー 牝3 小野次郎
> リキッドノーツ 牡3 柴田善臣 ぽてち
> レイゴールド 牡3 勝浦正樹
フローラＳ，スイートピーＳにも登録があったようにオークスにも
未練を残していたユニバーサルですが，結局自己条件に出てきました。
冷静に考えると適切な判断でしょうけど，ちょっと残念です。
相手なりに走る馬というのは上のクラスでもそれなりに走りそうな気が
してしまうだけに一線級との手合わせを見てみたかったですね。
あの惜敗の山が惜しまれますが，秋に向けてきっちり二勝目を挙げて
欲しいです。
> 11Ｒ スイートピーＳ ３歳オープン 左芝1800m 18頭 発走15:30
> アドマイヤダンサー 牝3 伊藤直人 さま
> インゴット 牝3 岡部幸雄 くるくる
> ウイングレット 牝3 田中勝春 ファピアノ
> カネスベネフィット 牝3 石神深一
> カーニバルソング 牝3 江田照男 くるくる
> ギミーシェルター 牝3 内田博幸
> クリスタルヴィオレ 牝3 坂井千明
> コンコルディア 牝3 柴田善臣 Lynx
> セイングレンド 牝3 小林淳一
> ナンヨーアルトラブ 牝3 勝浦正樹
> バレエブラン 牝3 田中剛 G-Duke
> ピサノバーキン 牝3 加藤和宏 HISA
> ヒシシンエイ 牝3 蓑島靖典
> ブルーアイ 牝3 穂苅寿彦
> フレンチアイディア 牝3 石橋守
> ヤマニンパンテール 牝3 吉永護
> ラヴァーズナット 牝3 吉田豊 ussy
> リスティアエーデル 牝3 菊沢隆徳
ウイングレットが初戦3着に敗れたときの末脚。あれを見て
大物に違いないと期待したのですが，今ここでオークスＴＲに
出てこられてもどう評価していいのか戸惑ってしまいます。
仮に上位に入ったらオークスに行くのでしょうか。
母が阪神牝馬特別の勝ち馬で父はタイキシャトル。すっかり
阪神マイルの晴れ舞台ばかり思い浮かべていた私としては
せめてＮＨＫマイルＣに，などと思っていましたが
登録もないようですし今後の路線が見えにくい状況です。
とりあえず8ヶ月ぶりのここは見せ場を作って欲しいですね。
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