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【130】Re(1):今週の出走馬(7/18・7/19)
 ファピアノ E-MAIL  - 09/7/18(土) 6:54 -

引用なし
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   zefさん,出走馬UPありがとうございます。

>
2009年 7月18日(土) 2回新潟1日 5R 発走 12:20
> サラ系2歳 新馬 [指定] 馬齢 1400m 芝・左
>   本賞金: 700、 280、 180、 110、 70万円
>

  スコアズビー    牝2 54kg 蛯名 正義   kurufune55

スコアズビーはプラチナチャリスの全妹ですね。昨年プラチナチャリスは
ドラフトシーズンにおいて高い評価を得ていて,某氏などは
「この馬が走らないなら日本ではロックの仔はもう走らないと見てよい」
などと評していたものでした。で,フタを開けてみれば調教過程で
スクミが出るなど順調さを欠き,結局出てきたもののいまだ6戦して
勝ちあがれないという完全なハズレと出てしまいました。
では,スコアズビーもハズレなのか。某氏の言うように日本において
ロックの仔はもう走らないと見てよいのか。否,断じて否。
血統はそうした短いスパンの一部から全体を否定してはなりません。
(スコアズビーに関しては走らなくても不思議はないと思ってますがw)

統計的にいえば,1年間で数十頭を超える産駒が出てきた場合
理論上ある程度有意なサンプルといえます。
しかしそんな場合ですら,古くはダンシングブレーヴやドクターデヴィアス
最近ではシェリフズスター,ザグレヴ(最近でもないかw)や
スペシャルウィークのように「失敗」の烙印を押されながら
のちに活躍馬を出したケースは多数あります。
アグネスタキオンも初年度産駒がクラシックを戦っていた頃には
「1,2勝はするけれどOPに壁があり,小粒な産駒しか出さない」
などといった評価がまかり通っていたわけです。
競馬はPOGに限らず馬券でも先見の明を競う部分があり
判断の早さによって勝負を制することも事実あるでしょう。
しかし本来10年以上の単位で評価していくべき血統に対して
わずかな期間,しかもサンプルが足りていない場合でも
印象的な事例をもって評価してしまうケースが多いのは残念です。
それが単なるファンにとどまらず,競馬関係者や馬産地のレベルですら
そうした傾向が見られるのは残念を通り越して悲しい話です。

先日のセレクトセールでは内国産ロック産駒(マイケイティーズ08)に
対してマイネル総帥岡田繁幸氏は1.5億円の評価を与えて落札しました。
明日は○外ロック産駒のロードロックスターが古馬に挑戦します。
スコアズビーにもロックの評価をかけて頑張ってもらいたいものです。

>
2009年 7月18日(土) 2回小倉1日 5R 発走 12:40
> サラ系2歳 新馬 [指定] 馬齢 1000m 芝・右
>   本賞金: 700、 280、 180、 110、 70万円
>  カレンナホホエミ  牝2 54kg 武 豊     あさしお

カレンナホホエミはスプリンターの母にタイキシャトルの配合。
いやあ潔いですね!「スタミナの補完」などというセコいこと言わずに
とにかく”スピードの結晶”を作ることに徹した配合でどんな馬になるのか
楽しみですね。ここは九州産馬が多いこともありますしほぼ確勝態勢と
いっていいでしょう。

”スピードの結晶”という表現は,十年以上前読んでいた血統の本で
『先日亡くなったミスプロ系種牡馬Fappianoはその卓越したスピードから
”スピードの結晶”と言われてその肌(繁殖牝馬)と産駒は高く評価されている』
・・・といった内容の記述で使われていました。この"スピードの結晶"
という響きが気に入り,私は以降東風荘で「早いテンパイ,早いあがり」を
願って「ファピアノ」というハンドルネームをつけるようになり
今では競馬関係のハンドルネームも「ファピアノ」です。
ただし,アメリカではその後Fappiano系が枝葉を広げる一方で
日本にはその血が入った活躍馬はあまり出ていません。
日本版の”スピードの結晶”はサクラバクシンオーかこのタイキシャトル
あたりにふさわしい表現かもしれませんね。

ただしカレンナホホエミに関してはフジキセキにもタイキシャトルにも
スタミナの血脈は入っていますからマイル以上で活躍しても驚けません。
まして牝馬ですから2歳戦にとどまらず,春まで楽しみな馬です。

>
2009年 7月18日(土) 1回札幌9日 1R 発走 10:40
> サラ系2歳 未勝利 (混合)[指定] 馬齢 1200m 芝・右
>   本賞金: 500、 200、 130、 75、 50万円
>  ホッコーブリット  牡2 54kg 長谷川 浩大  ファピアノ
>
ホッコーブリットの初戦は,いい感じに追走していたのに直線に入ってからは
見事な失速ぶり。十分に調教積んできたはずだったのに
あまりな下がりっぷりにちょっとがっかりでしたが,改めて期待です。

>
2009年 7月19日(日) 2回新潟2日 6R 発走 12:50
> サラ系2歳 新馬 (混合)[指定] 馬齢 1600m 芝・左 外
>   本賞金: 700、 280、 180、 110、 70万円
>
    トーセンカルツェ  牡2 54kg 吉田 豊    タンバ

トーセンカルツェの母オーキッドオアシスは競走成績はわずか1戦して
最下位の16着とまったく見どころのないまま引退しています。
ただしこの競走成績などこの馬にとっては付録にすぎません。
なぜならばこの馬は「世紀の大種牡馬Mr.Prospectorの最終世代」であり
父の死によって繁殖牝馬としての使命が宿命づけられた馬だからです。
こうした繁殖としての期待を担った牝馬というのは強い調教も
なされないまま牧場へ帰っていくことはよくありますし,仮に母の競走能力が
秀でていなくてもその産駒には母父の血が蘇ることはしばしばあります。
同じくこちらも初年度産となるデュランダルとのフレッシュな配合から
「スピードがありキレもある」・・・そんなミスプロ系とSS系の
素敵な配合の妙を期待しています。
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【128】今週の出走馬(7/18・7/19) zef 09/7/16(木) 17:51
┣ 【130】Re(1):今週の出走馬(7/18・7/19) ファピアノ 09/7/18(土) 6:54
┣ 【131】Re(1):今週の出走馬(7/18・7/19) pb 09/7/18(土) 15:17
┗ 【132】Re(1):今週の出走馬(7/18・7/19) さま 09/7/19(日) 14:17

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