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Freizeitさん，おめでとうございました
ラインクラフト強すぎです・・・（笑）
フィリーズレビューでディアデラノビアがラインクラフトに
ねじ伏せられたのが悔しくて再戦の日を心待ちにしていた
のですが，秋華賞でその日を迎えられるようディアデラノビア
もオークスでさらなるキャリアを得て欲しいと願っています。
ＮＨＫマイルＣを通して改めて競馬は「記憶のスポーツ」だなと
色々な意味において思いました。戦前のスポーツ紙や競馬誌の
あちこちで「今年のＮＨＫマイルＣは昨年のキングカメハメハの
ような絶対的な存在はいないので混戦」などと書かれていました。
どうやら彼らは一年前の状況など忘れてしまっているようなのです。
ご記憶の方も多いと思いますが，昨年の下馬評は「４強」による
混戦というのが一般的な見方であって，中長距離を中心に使って
きたキンカメを疑問視する声も少なからずあったのが実際です。
少なくとも単勝3.6倍の「絶対本命」などいませんよね。
にもかかわらず記憶のすり替えが起きてしまうのは，それほど
あのＮＨＫマイルＣが強烈だったということでしょう。
しかし逆に次のようにも思います。「京成杯でのたった一度の
敗戦がなければ圧倒的に人気したのではないか」。馬柱から京成杯
を隠せばキンカメの評価は実際の実力にふさわしい人気を作っていた
ように思われます。馬柱に残された小さな”汚点”と我々の記憶が
キンカメを過小評価したのだといえるでしょう。
ラインクラフトの馬柱に刻まれたたった一つの小さな「汚れ」。
それは理由も説明もつくＧＩ３着であるにも関わらず，桜花賞の
単勝が4.6倍，ＮＨＫマイルＣが3.9倍でした。キンカメにせよ
ラインクラフトにせよ，前例の少ない変則的なＮＨＫマイルＣ
への挑戦がオッズを落としていた部分もあるでしょう。「前例」
という記憶，それぞれの馬の記憶・・・すべてが相対化された
曖昧なもやの中でオッズが作られていくことを，私はとりわけ
毎年の桜花賞によって学習してきたはずなのに，今年も当たり前に
ラインクラフトを買えなかったのが残念でなりません。
こうした”たった一度の敗戦”の効果を思うにつけ，”無敗”が
もつ無限大に広がる存在感もまた十分に考えなければなりません。
あの不安点が指摘された皐月賞を圧勝したディープインパクトが
紛れの少ない府中で負ける姿など想像できない・・・これも我々の
記憶への挑戦ではないでしょうか。左回りを走ったことがない，
2400ｍももちろん走ったことがない。想像できなくて正解なのか
見たことのない風景を「起きる前に想像し尽くす」ことが必要なのか
「馬券的にはつまらない見るレース」と言われるダービーですが
ディープインパクトの単勝オッズを睨みながら，じっくり考えて
みたいと思っています。オークスはただただディアデラノビア
への愛と信仰の確認の場としたいと思います（笑）。
それにしても輸入前の「堅実・早熟・ダート・短距離」といった
エンドスウィープへの偏見は，スイープトウショウと
ラインクラフトによって完全に打ち破られましたね
活躍馬の傾向を見ていると
・繁殖牝馬は1970代以前に輸入された日本に根付いた牝系である
・重ねられた種牡馬はほぼその時々の流行のトップ種牡馬である
・クロスはノーザンダンサーの４×４がある
といったところでしょうか。サンプルはラインクラフト
スイープトウショウ，フォーカルポイントの３つだけですので
有意かどうか極めて疑わしいですが（笑）。上記に当てはまる馬で
母父ＳＳの馬といえば・・・ラインクラフトの近親である
ロザヴィア03（牝）が一番手でしょうが，オールディーズ03（牝）など
もいますね。ちょっと条件から外れますが，ブリリアントベリー03（牡）
などは繁殖実績からも十分狙い目ですね。エンドスウィープは
苦手な種牡馬ですが，次年度は地元ＰＯＧ，Ｓ−ＰＯＧともども
狙ってみたいと考えています。
>第2回東京7日(2005年5月14日)
> 5Ｒ ３歳未勝利 左芝1600m 16頭 発走12:20
> タイキスピリッツ 牡3 Ｋ．デザーモ nobu
> 6Ｒ ３歳未勝利 左芝2000m 11頭 発走12:50
> マチカネキララ 牡3 Ｋ．デザーモ 池田成駿
>第3回京都7日(2005年5月14日)
> ゼンスピリッツ 牡3 武豊 てぃー
今期ＰＯＧも残り３週となりました。今週のGallopのＰＯＧ本発売に
続いて週明けには赤本も発売です。次期ＰＯＧの情報もさることながら
「イケてなかった馬列伝」の面々が気になります（笑）。
私はど真ん中のベタ馬は避けることが多いので，負け組のわりに記事
にされるほどの「イケてない馬」もあまり指名したことがないです。
ただ直前情報を重視せずに字面の血統だけで指名することが多いので
ＰＯＧ期間に間に合わないことは多いです。コケるのはしようがない
としても，出てこないのはやはりゲームとして楽しくないので避けたい
ですし，そうした馬を延べで何十頭も取ってきた経験からなんとなく
見当つかなくもないのですが，それでも取りたい馬にはつい手が出て
しまうんですよね（笑）。「走りそう」という期待感よりも「指名
せずに走られたときの後悔」を思うと怖くてつい取ってしまうという
感じでしょうか（笑）。
ＰＯＧも残り３週，藤澤和厩舎のマチカネキララ・タイキスピリッツ
伊藤雄厩舎のゼンノスピリッツがようやくデビューとなりました。ここ
らの厩舎はリスクを覚悟の上での指名となりますが，マチカネキララに
関してはＰＯＧ本などにはいかにもデビューのメドが立っていそうな
情報が出ていましたから，ここまでの遅れは「想定の範囲外」ですね。
ドラフト以降の故障・疾患は避けようないですが，ここらは「馬主と
厩舎の相性」などといったオカルトデータ（因果関係ゼロではもちろん
ないですが）で対処するしかないのでしょうか。
そんな意味も含めて先日発売の「北野ゼミＰＯＧ徹底講座」のデータ
の切り口はなかなか面白かったです（本書では因果関係はありという
結論ですが）。獣医による具体的な馬体チェック法も説得力ありました
し，「勝ち」にこだわりたい人にはなかなか役に立つかもしれませんよ。
昨年の本は”詐欺”という声すらあるほど粗雑な作りでしたけどね（笑）
>第3回京都8日(2005年5月15日)
> 7Ｒ ３歳500万円以下 右ダート1400m 16頭 発走13:30
> イズミデヒア 牡3 和田竜二
> ウインサウザー 牡3 安藤勝己 あゆ舞
> オッティミスタ 牡3 太宰啓介
> オフィサー 牡3 吉原寛人 さま
> カネトシインプレス 牡3 ▲上野翔
> クンダリーニ 牡3 佐藤哲三
> コスモジェントル 牡3 小池隆生 チョイ
> タガノコマンダー 牡3 飯田祐史
> パワーラン 牡3 池添謙一
> ホーマンブラヴォー 牡3 福永祐一 てぃー
> マルイチクエスト 牡3 幸英明
> マルカフレンチ 牡3 ▲佐久間寛志 ＲＨ西葛西店
> メジロドルフィン 牡3 渡辺薫彦
> ヤマニンデュエル 牡3 ▲生野賢一 チョイ
> リキアイナスノオー 牡3 松永幹夫
> リーピンスイーパー 牡3 石橋守
ヤマニンデュエルは今期ラストランでしょうか。遂に芝での走りは
見えないままだったのが残念ですが，父の代表産駒としてＯＰ目指して
頑張って欲しいですね。
それにしてもチョイさんはヤマニングローバル産駒とトーヨーシアトル
産駒の二頭出しですか。平場とはいえ未勝利戦ならぬ条件戦ですから
立派なものですね。ネーハイシーザーもスピードワールドもちゃんと
勝ち上がっていますし，さすがマイナー指名の達人です（笑）。
ＯＰではさすがに頭打ちのようですがトップジャンボもまだまだ頑張って
いますし，古馬になってからも注目したい馬たちです。
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- 05/5/16(月) 1:06 -
