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オロロンさん,出走馬UPありがとうございます
今週はダノンパッションが楽しみですね。
少頭数で実績上位,鞍上は世界のスミヨンとくれば
本来ここは勝って当然なのでしょうけれど・・・
なんだか調教の気配がいま一つのようですね。
照準をもっと後のレースに合わせているのかもしれませんが
競馬はしばしば「流れ」や「勢い」がモノをいうことがありますから
「頭」しか意味のない条件戦だけにとりこぼさないかちょっと気がかりです。
PO馬ではありませんが,ダノンパッションに肩入れしている理由は
先週デビューした我がマチカネササメユキ産駒ココリコと同じく
「母父Woodman」産駒であるからです。
かつては不毛地帯だった「母父Woodman」も一昨年,昨年とGI馬
(Aマーチャン,Eデピュティ)を出してようやく呪縛から逃れたかに
思えますが,それでも相対的に活躍馬が少ない印象は拭えません。
ダノンパッションには母系,父が同じで比べられやすい僚馬リルダヴァルが
いるだけに「母父の差」と言われることないよう負けずに出世して
ほしいです。
> 2009年 11月14日(土) 5回東京3日 6R 発走 12:45
> サラ系2歳 新馬 [指定] 馬齢 2000m 芝・左
> 本賞金: 700、 280、 180、 110、 70万円
> アリゼオ 牡2 55kg 三浦 皇成
> オペラソング 牝2 54kg 小林 淳一
> カンクロ 牡2 55kg 江田 照男
> キャプテンハッチ 牡2 55kg 柴田 善臣
> ザピエール 牡2 55kg 内田 博幸
> トーセンヤッテキタ 牡2 55kg 北村 宏司
> ニシノシャイナー 牡2 55kg 田中 勝春
> ヒルノダムール 牡2 55kg 藤田 伸二 ファピアノ
> マイネルウーノ 牡2 55kg 吉田 豊
> マイネルカイロス 牡2 55kg 松岡 正海
> ミカエルビスティー 牡2 55kg 勝浦 正樹 zef
> メジャーボーイ 牡2 55kg 横山 典弘
> ヤマニンジンジャー せん2 55kg 柴山 雄一
> ラヴァリーバース 牡2 55kg 後藤 浩輝
S-POGが創設された記念すべき20世紀最後の年AD2000はもう9年も前のこと。
この年私は地元POGでラムタラ・ナリタブライアン・ダンスインザダーク等の
新種牡馬産駒を取りまくって惨敗したのでした。ただしドラフト前夜
「ああ俺今年は惨敗やろうなあ・・・」と覚悟は決めていました。
ウォーニングは別にして,上記3頭の種牡馬の産駒は走る走らないは
わからないまでも,POG向きではないだろうことは予想できたからです。
そして賢くて割り切りができてお金を大切にする私の友人たちは
私の指名偏向にもろ手をあげて喜び,御三家や○外で固めてきているんですから
そりゃ負けも覚悟するわけです。いやあそれにしても・・・
ほんっっっとどれもこれもまっっったく走らない悲惨な年でした。
もっともS-POGではシンコウカリドとヒマラヤンブルーなどのおかげで
最後の有馬まで楽しませていただいたのでしたが。
さて。そんな丸坊主の年というのは誰にでもある(そんなことないかw)
ものですが,その焼け野原の中から咲いてきた健気な一輪草を見ると
やはり誰もが(そんなことないかw)思わず手が伸びるものです。
第一回S-POGで13位指名したシェアエレガンスは,地元POGでは
オークスを勝ちます宣言していた馬です。その母メアリーリノアは仏GIを
複数制しており,神の手・ラムタラの初年度産駒にふさわしい良血でした。
ところがこの後,メアリーリノアは繁殖成績不振を理由に欧州に売られ
さらに後にはラムタラまでも買値の24分の1という格安で欧州に売られる
ことになってしまいました。当時は黄金カップルに思えたのですがねえ。。。
シェアエレガンスは結局2勝に終わるのですがそれでも400頭を超える
ラムタラ産駒の中では実に29位,牝馬としては8位の賞金を稼いだことに
なります。ラムタラ産駒がいかに走らなかったがよくわかりますね。
そんなシェアエレガンスの第二仔となるのがヒルノダムールです。
もう父もいない,母もいない。いずれも繁殖能力に見切りをつけられた
厳しい環境の中,このヒルノダムールの評判はなかなかのものです。
調教では古馬をちぎり捨て,坂路でも猛時計を出し,昆調教師いわく
「いずれ府中で勝負しないといけない馬なので府中で下ろすことにした」
とのこと。距離についても「これ以上短い所に使う必要はない」とのこと。
府中で勝負って何狙ってるんでしょうねえ,何を勝つ気なんでしょうね(笑)
まずは初戦,大きな期待をしています。
> 2009年 11月14日(土) 5回京都3日 5R 発走 12:25
> サラ系2歳 新馬 (混合)[指定] 馬齢 1600m 芝・右
> 本賞金: 700、 280、 180、 110、 70万円
> ウインブシドウ 牡2 55kg C.ルメール タウ・ゼロ
> オースミアザレア 牝2 54kg 武 豊 大黒茶
> クォーターデッキ 牡2 55kg C.スミヨン
> サーベルダンス 牡2 55kg 浜中 俊 ファピアノ
> スマートグリッド 牡2 55kg 和田 竜二
> ノルマンディー 牡2 55kg 福永 祐一
> ビップレジェンド 牡2 55kg 小牧 太
> フミノヤマビコ 牡2 55kg 武 幸四郎
> プランテーション 牝2 54kg 藤岡 佑介
> マザーウェル 牝2 54kg 秋山 真一郎
> メイケイソフィア 牝2 54kg 幸 英明
> リープオブフェイス 牝2 52kg △松山 弘平
ダンシングブレーヴといえば有名なのが凱旋門賞での凄まじい豪脚。
そしてデュランダルの直線だけで全馬抜き去るレースぶりもまだ
記憶に新しいところ。母父ダンシングブレーヴに父デュランダルと
いうことで,強烈な決め手のある馬を期待してしまうのですが
今のところ調教は「そこそこ動くよ」といったところ。
母父ダンシングブレーヴ×父SSというとあまりサンプルがなく
サイレンスゴールドの大失敗が印象的なくらいですが
こうした大種牡馬同士は意外と間に代をおくと相性がよかったりするもの。
デュランダルの代表産駒を狙って頑張ってほしいです。
第一回S-POGで14位に指名したスキッフルのデュランダル産駒フラガラッハが
もうじきデビューするのですが,これは私の一口出資馬。
キャロットクラブの馬名募集の際には父デュランダルに因んだ名前を
ということで,ちょっと陳腐ではありますが競走馬をダンサーに例える
ことが多いことからハチャトリアンの「剣の舞」からの連想を考えました。
ただ「ソードダンサー」は既に有名な種牡馬ですから,ソードダンスでは
まずかろうと必死にロシア語で「剣の舞」を何というのか調べたりもしました。
(答えは”ターニィエツキンジャラミ”だそうで・・・あきらめましたw)
で,結局苦し紛れに送ったのが「ツルギノマイ」だったのですが
キャロットクラブの美的センスにはマッチしなかったようであっさり
却下(よかったよかったw)。後日この「サーベルダンス」という
馬名を見て「あ、これでもよかったなあ」なんて思ったものでした。
デュランダルのまさしく一刀両断の直線一気の決め脚を思いだすと
やはりこうした馬名をつけたくなるのはどこのクラブでも
同じだったんだなと感心した次第です。
オースミアザレア,ウインブシドウをはじめ強敵の多いデビュー戦と
なりましたが,最後の直線,テレビのフレームの外から一気に
突っ込んでくるようなレースを期待しております。
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